If you dream it, you can do it!
(Walt Disney)
人は心に思い描いた夢（目標）を実現する力を持っています。これは、この名言を生み出したウォルト・ディズニーだけでなく、過去の偉人たちが証明してくれています。
ですが、「夢を思い描く」ということと、「それを実現させる」ということには距離的な隔たりがあり、思い描いた夢がすべて必ず実現するわけではありません。
もし心に思い描いたことがすぐに実現してしたとしたら、「夢」ばかりではなく、心に思った「不安」や「心配」までもが実現してしまい、大変なことになります。
「夢を思い描く」ということは、「実現の可能性を生み出す第一歩」なのです。夢を思い描いただけで、可能性の扉がバーンと開かれるのです。
ですが、そこから一歩前に踏み出し、「行動」しないと「実現」までには至りません。
私は「夢」というものは、「ジグソーパズルのようなもの」だと考えています。完成した一枚の絵が頭に描かれていても、その絵のピースはバラバラになってあちこちに落ちているのです。
そして、そのバラバラのピースをただ眺めていては、そのパズルの絵が完成することはありません。最初は何をどうしたら絵が完成するのか分からなくても、大切なのは「最初の１枚のピースを拾い、とにかくはめてみること」です。
そうすると、次のピースが見えてきて、少しずつ絵が完成に近づいていくのです。絵が完成に近づくにつれ、ピースをどこにはめるのかが簡単にわかるようになって行きます。
もし、「夢（目標）はあるけれども、どう実現したら良いのか分からない」という場合は、とにかく最初の一歩を踏み出し、行動してみることです。海外に移住するのが夢なのであれば、それを定年まで待つことはありません。今から情報を集め、方法を探してみるのです。そうすれば、もしかしたら、現地で働きながら、若くして自分の夢の地に移住ができるかもしれません。
夢は「いつか実現しよう」というものではなく、「今、この場所から実現へ向かっている」のです。
自分の夢の最初の１ピースを探し、はめて行きましょう！
英語の夢（目標）を実現したい方は → こちらをクリック
The only way around is through.
(Robert Frost)
どうしてもやりたくないこと、逃げ出したいことが人生には出てきてしまいます。それは、仕事かもしれないし、人間関係かもしれません。英語学習においても、苦手な学習、つい後回しにしてしまう学習がきっとあることでしょう。
ですが、それから目をそらし逃げ出そうとしても、必ずまた同じ問題やトラブルが起こってしまいます。自分がその問題や人間関係からきちんと学ばないと、それを学ぶまで、人生は私たちに同じように繰り返し学ぶ機会を与えてくれます。
例えば、「嫌だな」と思う人との人間関係のこじれを直さずに仮にその人との関係を切ったとしても、同じような人物がまた目の前に現れ、同じように関係がこじれてしまうのです。
私は、「人生には無駄なことは一切起こらない」と信じています。私たちの周りで起こることは、必ず私たちに何かを学ばせ、次のステップへと進む手がかりをくれます。
人生の問題から逃げ出さずに、それを真正面から受け止め通り抜けていけば、大変かもしれないけれど、貴重な経験をし、それが人生にプラスになっていくことでしょう。
問題から目をそらさずにぶつかって、通り抜けていけば必ず道は開かれます。「恐れ」を捨て「勇気」を持って体当たりしていってください。自分の力を信じて。